2018.05.29

WATASHINO歳時記 父の日までに知っておきたい 父の日に贈るべき花とは?

TAGS 豆知識

母の日が終わると、6月には「父の日」があります。父の日もまた、父を敬い父に感謝する日として6月の第3日曜日に定められています。母の日には、カーネーションの花を贈るのが一般的に知られていますが、父の日にはどんな花を贈るかご存知ですか? 今回は、そんな父の日に贈る花と父の日の由来についてご紹介したいと思います。

父の日の由来とは?


母の日の発祥がアメリカということは以前にご紹介しましたが、父の日もまたアメリカが発祥とされています。1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッドが、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。


彼女が幼い頃、南北戦争が勃発。軍人であった父ウィリアム・ジャクソン・スマートが招集され、彼女を含む子供6人は母親が育てますが、過労で倒れ亡くなってしまいます。戦争から戻った父のウィリアムは、その後再婚をすることもせず、ドッド婦人たち6人の子供達を男手一つで成人まで育て上げた後に亡くなりました。


母の日が広がり始めておよそ2年後の1909年6月19日、ドッド婦人は敬愛する父のため、「父に感謝する日があってもよいはずだ」と提唱し、1910年に牧師教会に嘆願書を提出します。その7年後、1916年に28代大統領ウッドロー・ウィルソンが父の日の演説を行い、父の日が認知されるようになります。そして、1966年になると36代大統領リンドン・ジョンソンが、6月の第3日曜を父の日と定めたことにより、1972年に国の記念日として正式に制定されました。




父の日に贈る花とは?


母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日には、ドッド婦人が父の墓前にバラの花を供えたことにより、バラの花を贈る風習が生まれたようです。


母の日のカーネーション同様、赤色を贈るのが世界的に見て一般的とされていますが、すでに亡くなっている場合は、白いバラを捧げます。日本では、1981年に設立された日本ファーザーズデイ委員会が行う、父の日黄色いリボンキャンペーンの中で、幸福や幸せの象徴として黄色を父の日のイメージカラーとしていることから、黄色いバラを贈るのが多いようですよ。




父の日にも素敵なエピソードがあったんですね。でも、お父さんに花を贈るなんて照れくさくてできないという方も多いのでは? もちろん現在では花を贈るよりも、いつもがんばってくれているお父さんに感謝の気持ちを込めて、ネクタイや靴下、洋服など仕事でもつかえるアイテムをプレゼントするのが一般的となっています。

ふだんはなかなか言えない「ありがとう」の気持ちを、今年の父の日はぜひ、お父さんに伝えてみてはいかがでしょうか。





文/WATASHINO 山口宣之

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