色を知る COLOR PALETTE #003 琥珀(こはく) 景色を彩るうつくしい色の呼び名
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STAFF BLOG
2018.08.14

色を知る COLOR PALETTE #003 琥珀(こはく) 景色を彩るうつくしい色の呼び名

色の文化は、気候や風土によって育まれるもので、日本には日本の伝統色があります。伝統色と聞くと地味な色を想像しますが、鮮やかで素敵な色がたくさんあります。

もちろん日本だけでなく海外にも昔から受け継がれた伝統色があります。そして伝統色には、微妙な色味のそれぞれに素敵な名前が付けられており、名前を聞くだけでどんな色なのかが目に浮かぶような風情のある名前もあります。

そこで「COLOR PALETTE ~色を知る~」では、景色を彩る美しい色の呼び名についてご紹介します。

琥珀

KOHAKU

#003

琥珀色(こはくいろ)とは、琥珀の石のような黄色みを帯びた茶色、すなわち透明感のある黄褐色のこと。

琥珀は地質時代のマツ科植物の樹脂が化石化した鉱物で、半透明の固体。古くは「くはく」、「あかだま」ともいわれ、古代から宝石として飾りに用いられた。また英名のアンバー(amber)も琥珀色を意味し、ウイスキーの色合いを、やや詩情を込めて表現するときに、琥珀色が使われることからも、透き通ったイメージを想像させる。

#EA930A

C

10

M

55

Y

95

K

0

R 234


G 147


B   10


  • 百色-hyakushiki-「輪輪 カラフェ 盃」
  • 丸嘉小坂漆器店
    百色-hyakushiki-「輪輪 カラフェ 盃」

    こちらの「輪輪(warin)」は漆本来の色を生かせないかという発想から、透き漆で色付けした、いわば漆そのままのカラーをまとったシリーズ。漆を重ね塗りすることで色の濃淡を出している。丸くコロンとかわいい形のカラフェ盃は冷酒や冷や酒の酒器を想定しており、徳利型のフラスコMと一緒に遣うことで統一感が生まれる。横から透けて見える漆の塗りがどこかレトロな印象で、見ているといつの時代のものかわからなくなってくるから不思議。懐かしくも新しいアンバーカラーの酒器は他になかなかないデザインだから、使うだけでいつもとちょっと違う雰囲気のお酒場に早変わり。フラスコMとともにプレゼントするとお酒好きに喜ばれそうなアイテムだ。

    ¥4,320(税込)
    shop : 藤巻百貨店

  • 塗箸金箔黒 琥珀
  • 漆器のアソベ
    塗箸金箔黒 琥珀

    「詫び・寂び」の中に美を求める日本人の心、日本古来の色を漆で表現した塗箸です。

    ¥7,560(税込)
    shop : 高島屋オンラインストア

  • 名刺 PERSONAL COLOR MONYO100 (花) 鉄線 秋 琥珀色
  • 山櫻
    名刺 PERSONAL COLOR MONYO100 (花) 鉄線 秋 琥珀色

    先人たちからの大切な想いや意味が秘めらた伝統文様。その伝統文様に日本の伝統色をパーソナルカラー別に色分けし、掛け合わせた「PERSONAL COLOR MONYO100」。100通りの組み合わせからあなただけの名刺デザインがつくれます。
    鉄線の細くて強靭な蔦は強い結び付きを表すとされています。固い絆を願い、花嫁衣装や訪問着に描かれます。パーソナルカラー秋タイプ向けの日本の伝統色「琥珀色」色です。

    1箱(100枚)¥2,700(税込)
    shop : TSUTAFU by山櫻

文/WATASHINO編集部
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