パーソナルカラーの選び方　ハードタイプのオータムとは？

秋も深まりましたね。 私の「パーソナルカラー診断」のサロンは東京・表参道にありますが、外苑前の銀杏並木へも歩いて行けます。今年はまだ銀杏並木の紅葉度のチェックに行っていませんが、道の両側がすべて銀杏の木なので、全部紅葉すると道全体がイエローゴールドに染め上がります。見ごろは毎年11月中旬から12月上旬位です。すごくキレイですのでお近くの方は是非行ってみて下さいね。

そんな秋の紅葉のようなお洋服の色やメイクの色が似合うのが、パーソナルカラー・オータムの方。今回はイエローベース・ハードタイプの【オータム】について説明していきましょう。

以前にも説明しましたが、「ハードタイプって何？？」と思う方がいらっしゃると思います。これはお肌の質感と瞳のトーンです。

ハードタイプの人は瞳の色が「深くて、重い瞳」となります。 またハードタイプの方はお肌の質感もしっかりしている人が多いので、お顔にあまり赤味がでません。

オータムの方の女性の方はつるつるとした毛穴がない、陶器のようなお肌の質感を持っている方が多いです。
お肌にあまり赤味が出ないので、気をつけないと青白く疲れて見られがちです。オレンジ・朱赤などの暖色系の色は赤味を出してくれるので、それを着るだけでお肌に赤味を加える事になり、自然と顔色が良く見えます。

お肌の色は、色の白い人は黄味がかったベージュまたは象牙のようなお肌、日焼けしている人は健康的な小麦肌の方が多いです。瞳は落ち着いたダークブラウン。オータムの方は「森ガール」と呼ばれるナチュラルな印象を持っている方や、暖色系のメイクをすると一気に華やかな印象に変わり「女性らしいゴージャス」な印象になる方も。同じ暖色系でも使い方によって印象が変わりますので、お好きなテイストをチョイスするのも楽しいですよね。

オータムカラーの方は「アースカラー」と言われる自然界にあるような、暖色系のナチュラルカラーがとてもお似合いなりますが、反対に苦手な色は「青味のあるパステルカラー」。 目の下に「青いクマ」を持っている人が多いオータムの方にとって、青味を加える寒色系の色が苦手です。
ただブルーが似合わないという事ではなく、ブルーを着るならパステルブルーではない暖色系の「ターコイズブルー」ならお似合いになりますから、安心してくださいね。

オータムの方のリップカラーは、アプリコットやオレンジベージュなど温かみのあるリップがお似合いになります。重みのあるベージュのリップで、モード系のイメージを作る事も出来ます。

今は濃い色のリップも流行っていますので、ダークブラウンのお洋服に「朱赤」のリップをプラスすると華やかさが出て素敵です。

髪の色はダークブラウン、元々黒髪の人といろいろいらっしゃいますが、暖色系のお肌にはダークブラウンのヘアカラーがベストです。ショートヘアーの方ならそのまま黒髪でも重く見えませんが、ベージュのお肌なのに真っ黒なロングヘアーにしてしまうと、印象までも重く見えてしまいますので要注意です。少しだけダークブラウンにカラーリングされると人から褒められる率が高くなります。是非トライしてみて下さいね。

お洋服の柄ですが、ハードタイプ・オータムの方はお肌の質感もしっかりしていて瞳の色も重めなので、大柄にもお顔が負けません。エスニック系の柄物なども難なく着こなせます。モスグリーンを使った迷彩柄でマニッシュなイメージにも作れますし、アースカラーでナチュラルなイメージにも。いろいろなイメージが楽しめます。写真のような朱赤のセーターも華やかさが出て素敵です。朱赤を着こなす勇気のない方は、靴やバッグのポイントに使ってみると楽しいかと思います。

ご自分のパーソナルカラーが気になる方はこちらから診断してみて下さい。

オータムの方にとって、秋は自分の色がたくさん売っていてショッピングがとても楽しい季節。どんどんトライしてみて下さい。
ベーシックカラーばかりという方は、ご自身のパーソナルカラーを知って、「似合う色」を少しだけ差し色に使うだけでも印象が変わりますよ。
次回もお楽しみに～。