2018.12.25

【豆知識】新年の挨拶回りに知っておきたい「謹賀新年」入り名刺の使い方マナー

TAGS 豆知識 ビジネスマナー 名刺デザイン

今年も残すところあと1週間。年が明ければ、取引先への新年の挨拶回りが始まります。みなさんはその時にどんな名刺を使っていますか?名刺の余白に「謹賀新年」や「新年御挨拶」といった印刷やスタンプを入れた年賀名刺を使っている方や企業も多いと思います。今回はそんな年賀名刺の使い方やマナーについてご紹介したいと思います。

新年の挨拶と年賀名刺

そもそも年賀名刺とは、どのようなもので、どういった意味があるのでしょうか?

礼儀正しい新年の挨拶としては、暮れの挨拶回りでカレンダーを持参するのと同じように、お年賀の「のし」をつけたタオルを持参するのが慣例となっていますが、これは江戸時代、歌舞伎役者や大相撲の力士が新年の挨拶として自分の名前が入ったタオルを名刺代わりに配っていたことに由来します。

「謹賀新年」などの文字が入った年賀名刺は、こういった新年の挨拶回りで取引先の担当者が不在だった場合に、お年賀のタオルと一緒に置いていくというのが一般的な使い方となっています。

名刺に「謹賀新年」という文字を入れることで、新年の挨拶に来たということが相手にもひと目でわかるとして、今でもビジネスパーソンにとって新年の挨拶回りに必要なアイテムのひとつなのです。新年を大切にする日本では、ビジネス上のイベントとして年賀名刺を渡すという文化が根強いのかもしれません。

> のしについてはこちら

ビジネスで選ぶべき賀詞とは

年賀状などに入れる賀詞には、1文字のものから4文字のものまでいろいろなパターンのものがありますが、選ぶ際に「目上の方や取引先への年賀状などで賀詞を使用する場合、漢字1文字や2文字の簡略型の賀詞を使うのは失礼にあたる」ということを覚えておきましょう。もちろん名刺に入れる賀詞も同じことになります。もともと賀詞の基本としては、「謹賀新年」や「恭賀新年」などの4文字のものをさします。相手への敬意と丁寧な気持ちを表す「(つつしんで)」や「(うやうやしく)」という語句を入れることで、相手への礼儀をしっかりとわきまえた挨拶ということになりますので、名刺に入れる賀詞は、4文字のものを使うようにしましょう。

漢字1文字や2文字の賀詞

寿・賀・福・春 寿…めでたい 賀…祝い 福…幸い 春…新春
賀正・迎春・慶春・頌春 賀正…正月を祝う 迎春…新春(新年)を迎える 慶春…新年をよろこぶ 頌春…新年をたたえる

漢字4文字の賀詞

謹賀新年 謹んで新年をお祝いいたします
恭賀新年 うやうやしく新年をお祝いいたします

謹賀新年の位置は?

「謹賀新年」などの賀詞を入れる位置は、具体的に決まっているわけではありませんので、名刺の余白にバランスよく配置することを心がけましょう。

年賀名刺は年始の限られた時期のみのものなので、コスト重視の観点から朱色のゴム印やスタンプでの押印で済ませてしまう方も多いと思います。しかし新年のご挨拶として取引先に伺う機会となるので、インパクトのある箔押しの「謹賀新年」入り年賀名刺を作っておくのもおススメです。

■ 年賀名刺 横型 謹賀新年左上

左上に楷書体の箔押しを施した横型名刺。用紙は淡いクリーム色の「プリンス」を使用。 MORE

■ 年賀名刺 横型 謹賀新年右上

右上に楷書体の箔押しを施した横型名刺。ホワイトを基調としたFSC森林認証紙「411CoC」を使用。 MORE

■ 年賀名刺 縦型 謹賀新年右上 楷書

右上に楷書体の箔押しを施した縦型名刺。用紙は白色度が高く、清潔感のある「エリート」を使用。 MORE

■ 年賀名刺 縦型 謹賀新年右上 行書

右上に行書体の箔押しを施した縦型名刺。クリームを基調としたFSC森林認証紙「プリンスCoC」を使用。 MORE

山櫻のオンラインプリントサービス「TSUTAFU(ツタウ)」では、上記4種類の箔押し「謹賀新年」入り年賀名刺を使用したデザインテンプレートが用意されているので、簡単に年賀名刺を作成することができます。


年賀名刺の使用期間

「謹賀新年」入りの年賀名刺を使っていい時期は、一般的には松の内(門松などお正月の松飾を取り外す期間)である「1月7日まで」とされています。ちなみに関西では、「1月15日まで」とされています。たとえ「謹賀新年」入りの年賀名刺が余ってしまっていても、期間を過ぎたら使うのは控えるというのがマナーとなっています。しかし、年によっては、年末年始後の休暇明けの関係で、松の内までの営業日が少なくなってしまう場合があります。2019年の場合、会社によっては1月7日から始まるところもあるのではないでしょうか。そういったことも考慮して、年賀名刺の使用期間は、「1月10日頃まで」を目安にするとよいでしょう。




文/WATASHINO 山口 宣之

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