2018.04.05

名刺デザインを考えるときに使いたい見やすいフォント UD書体(ユニバーサルデザインフォント)

TAGS 名刺デザイン

みなさんは名刺交換した相手の名刺が「読みにくい」と感じたことありませんか? 最近は縦型で横書きの名刺デザインが人気で、情報量も多いために名前以外の文字のサイズが小さいなんてことも…。文字が小さいと、濁点と半濁点の判別ができなかったり、細い文字がかすれて読みにくいなどの問題も出てきますし、名刺をデータ化するために名刺管理アプリに取り込もうとしても、うまく文字が認識されず、入力しなおす手間にもつながります。名刺のデザインを考えるうえで、文字そのものが「わかりやすく」、「読みやすく」、「読み間違えることがない」フォントを選ぶことが重要だと言えるでしょう。
今回は、"できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザイン"という「ユニバーサルデザイン」の基本コンセプトをもとに作られた文字、「UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)」についてご紹介します。

UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)とは?



ユニバーサルデザインとは、人が生活するうえで、一般の人はもちろん、お年寄りや障害者の方、外国人の方などみんなが「便利だな」とか「使いやすいな」と思えるデザインをさします。そしてこのユニバーサルデザインの基本コンセプトをもとに「使いやすさ」、「見やすさ」といった細かい部分にも配慮や工夫をして作られた書体のことを「UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)」といいます。


UDフォントは、2006年に「製品に見やすいフォントを」という考えのもと、松下電器(Panasonic)とフォントメーカーのイワタが共同開発した「イワタUDフォント」が最初になります。最近では高速道路の標識をはじめ、公共機関の案内版、パソコンやソフトウェア、WEBの画面などにも視認性が良いものに変更が進められており、UDフォントが採用されている件数も増えています。

※イワタUDフォント…「2009年度グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞」(経済産業大臣賞) 受賞。
2017年度「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」受賞。



イワタがUDフォントを2006年に発表したのを皮切りに、2009年にはモリサワやヒラギノ、タイプバンクがUDフォントを発表。さらに2010年にはモトヤでもUD対応フォントを発表し、読みやすさを重視した書体が注目されはじめました。


特に名刺は、お渡しする相手が読みやすいことがとても重要です。最近は名刺に掲載する情報量が多く、そのため小さい文字のデザインが増え、本来の名刺としての役割を果たしていないことも多々あります。


UDフォントは、小さな文字でも読みやすく作られているので、情報量が多い名刺デザインでも伝わりやすくなります。



山櫻の名刺作成サイト「TSUTAFU(ツタウ)」で作成できる名刺の書体は、モリサワUD書体から、明朝体「UD黎ミン」、ゴシック体「UD新ゴ」を採用しています。



モリサワUD書体で名刺をつくりたい方はこちらからどうぞ。
TSUTAFU 名刺


名刺は渡す側の思いが込められた印刷物ですが、そのせっかくの思いがもらった相手に伝わることが大切ですね。




タイプバンク ユニバーサルデザイン書体シリーズ
https://www.typebank.co.jp/tbud/
モトヤUD対応フォント
http://www.motoyafont.jp/shop/fonts/udfont/


文/WATASHINO 笠原祥子


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